目次へ |
「中山道赤坂宿まつり」は、今年、第23回になるそうですが、いたのは初めてでした。 皇女和宮行列を中心に歴代将軍に嫁いだ姫宮行列も合わせて再現し、往時をしのぶお祭りです。 素朴ながらローカル色がそこここに沢山出ていて、楽しかったです。 且ては江戸と京を結ぶ中山道の宿場町として栄えた赤坂。 和宮が美濃の地で最初に宿泊したのは、赤坂宿の本陣でした。それは、江戸末期、文久元年10月25日だったとか・・・・ 本陣から移築されたという門だけが残りあり、今では本陣の面影がわずかに残っていました。 幕府の意図した公武合体策の一つとして、和宮が徳川第14代将軍家茂のもとへご降嫁されたのですが、その行列は総勢7,800余名の大行列で50kmにも及んだと言います。 華やかなだっただけに彼女の胸中はどんなだったでしょう。思いを馳せると心が痛みます。 |